●トレードステーションを使ってあなたのデイトレードを劇的に変えましょう
アメリカでトレードステーション(マネックス証券株式会社)という投資ソフトが作られました。そして、東証の株式に関してもこのトレードステーションを使うことが可能です。
そこで試してみたところ、すでに数年間デイトレードをしている私でさえ、投資環境が激変しました!
●そもそもトレードステーションとは?
株式投資においては世界一のソフトである。
と私が確信しているのが、このトレードステーションです。
「トレステ」と言われることも多いですね。
このトレードステーションの素晴らしいところは、
「オールマイティー性が高い」というところです。
普通の株式投資はもちろんできますし、
それだけでなくインジケーターを作ったり、オートトレードをしたりと、
色々と「深い」ことまで行うことが可能です。
岡三RSSや楽天RSSなども試したことがありますが、
正直なところトレードステーションのほうがそれらの数倍、数十倍は優れていると思います。
また、板情報、チャート、ランキング情報等を用いた裁量投資においても、
やはりこのトレードステーションが最も役に立つと思います。
株式投資をしている人のほぼ全員がチャートを用いているでしょうが、
トレードステーションの性能の高さはその中でも群を抜いています。
分足は当然として、秒足まで出すことが可能です。
ティック足では、自由にティック足を変えることができます。
「出来高足」も出せます。「出来高が、設定した数値に到達したら、一つのローソク足になる」という感じですね。
まとめると、トレードステーションでは次のようなタイプの足を出すことができます。
・連行足
・レンジ足
・ポイント&フィギュア
・モメンタム
・新値足
・KASE
・カギ足
・ローソク足
・月足
・週足
・日足
・秒足
・出来高足
・ティック足
↓にいくにつれてお馴染みのものになっていきますが、
上のほうの足についてはかなりマニアックなので、ご存知なかった方もいるのではないでしょうか。
トレーダーがパッと思いつくような足はほとんど出すことができそうですね。
また、もしもデフォルトでは出せない足があったとしても、
「イージーラングイッチ」と呼ばれるプログラミング言語を用いると、自力で出すことが叶うかもしれません。
「価格帯別出来高」や「マーケットプロファイル」等はデフォルトでは入っていませんが、恐らくこれも自分で再現することができるはずです。
●トレードステーションの最大のメリットは?
トレードステーションの最大の利点は?
……と言っても、もちろん人によって意見が分かれるはずです。
トレードステーションは色々な方面で非常に優秀な投資ソフトですからね。
システム投資を行いたい皆さんにとっては、オートトレード機能が最も役立つかもしれません。
・二件以上の銘柄の鞘取りオートトレード
・短期足/板情報/歩値データを活用したHFT
・あらゆる銘柄の状態を計算に含めた暴落時逆張り作戦
率直に言って、使う本人が少しずつ学んでいけば、
行えないことは何もないと思います。
現状、私個人が考えるトレードステーションの最大のメリットは、
「イージーラングイッチ」というプログラミング言語を用いて、トレードステーション用のインジケーターを自分で生み出すことが可能という部分です。
これで、実に色々なことができてしまいます。
「頭に思い浮かんだことはなんでも実現できる」というレベルなので、
一般的なトレードソフトとは一線を画していると思います。
一例として、
一般的に5分足で使うインジケーターは、これまでの5分足のデータを参照して目的に沿った算出を行いますよね。
ですがトレードステーションであれば、ほぼ全種類のデータをインジケーター用のデータをして用いることが可能です。
1時間足のデータを5分足のチャートに対して用いることもできますし、
歩値や1分足を5分足のチャートに用いることも叶います。
また、他の銘柄やFXのデータを持ってくることも可能です。
例えば、三菱のデータを5分足で出すインジケーターを、$円のデータを駆使して色々と弄ることが叶うということですね。
また、CSVなどの直接関係のないファイルを、インジケーターの算出に用いることもできてしまいます。
それから、その直接関係のないファイルに書き込むこともできます。
「トレードステーションではないファイル」を読み込んだり、書き込んだりすることができるわけですから、本当に考え方さえ柔軟であれば何でも実現できることでしょう。
私はもうデイトレード歴が長いので、試してみたいことが色々と浮かんできて、実践が追い付かない状態になっています。
まずは、トレードステーションの紹介ページに少し目を通してみることを推奨します。
そうすれば「あ、こういうことをしてみたい」ということが色々と浮かんでくるはずです。
●トレードステーションは無料!
この先変更される可能性もなくはないですが、今のところトレードステーションはタダで使うことができます。
以前、アメリカバージョンのトレードステーションを購入しようと考えたことがあります。
値段は30万円前後でした。
さすがに高過ぎると思い、「マルチチャート」というトレードステーションとの互換性を有するソフトを選びました。
それでもこちらも15万円前後しましたけどね。
マルチチャートのサイトをチェックしましたが、現在も1500ドルという価格になっています。
しかも、月々20000円ほど払わないと、日本株のリアルタイムデータを得ることはできません。
ですが、トレードステーションはあらゆることをひっくるめてタダです。
マネックス証券株式会社は非常に太っ腹ですよね。
「トレードステーションの最新版」と「FX&株式のリアルタイムデータ」をひっくるめてタダなのです。
※繰り返しになりますが、一応この辺りの料金は変更される可能性がなくはないです
●トレード手数料もリーズナブル
「トレードソフト自体がタダとなると、トレード手数料が高いのでは?」と感じる人が多いはずです。
しかし、トレードステーションの場合はトレード手数料もリーズナブルなのでご安心ください。
しかも、新規登録であればマックスで90日間まで月額手数料が0円になります。
また、一定の条件を信用取引においてクリアすれば、トレード手数料が一定日数0円となります。
具体的な条件は以下のとおりです。
・決済していない信用建玉が0.5億円以上
・信用取引新規建て約定額が0.5億円以上
・このどちらかを「週ごとの1営業日のアベレージ」でクリアする
とりあえず、マックスで90日間は手数料が0円となります。
しかも、この条件をクリアすれば手数料が永久に発生しなくなるということですね。
例えば、株のスキャルピングを行う場合は、「信用取引新規建て約定額が0.5億円以上」という条件は、大抵のケースであっさりクリアできてしまいます。
株式投資の信用取引においては、
「手持ちの資金以上の取引を行う」ということが可能ですから、
資金が100万円台くらいであっても、デイトレードやスキャルピングをどんどん行っていれば、いつの間にか0.5億円をクリアしてしまっていることでしょう。
●トレードステーションをFX投資にも使おう
「FXにおける投資という行為そのもの」をトレードステーションで行うのは現状不可能ですが、大半の通貨の組み合わせに関してチャートを出すことはできます。
つまり、「FXの投資自体はできないけれど、分析はできる」ということですね。
しかも、ティックチャートを出すことも可能です。
株式投資のチャートと一緒ですね。
例えば「70ティック足チャート」を用いたFXスキャルピングをしたい場合は、トレードステーションを使うのがベストです。
繰り返しになりますが、マネックス証券株式会社の所定の口座を作れば、タダでトレードステーションを利用可能となります。
私は月々3000円前後を費やして、とある形式のチャートに70ティック足チャートを出していたことがあるんですが、今ならそのコストを丸々カットできるということですね。
●私のトレードはこんなふうに変わった!
私には前々から、
「こういう投資ソフトを使いたいなあ」という思惑がありました。
具体的に言うと、
「『瞬時に歩値レベルを読み取って、チャートを確認しただけで理解できるソフト』を使いたい」
というものです。
これをトレードステーションで達成することが叶いました。
株のスキャルピングでは「歩み値の読み取り」が大事だと思いますし、
実際、私はそれによって安定した利益を出してきました。
銘柄を1~2種類決めて、地道に歩値を継続確認して、
「どのような注文がどの時期に発生して、そこからどのような値動きを見せたか」をメモします。
大口の投資家と一緒の方向に、可能な限りリスクを下げつつエントリーする機会を狙う。
まあ、実際にそれができればかなりの効果を発揮してくれるんですが、
非常に多くの労力を費やすことになりますし、長期的にこの戦略を続けようと思ったらかなりグッタリします。
この手法について興味のある人は、
電子書籍で紹介されているので目を通してみてはいかがでしょうか。
ただ、こういったやり方には大きな弱点があります。
それは、「かかる労力が大き過ぎて、どんどん変動していくランキングトップ層の銘柄等を、軽いフットワークで追いかけるのが困難」という点です。
ですが、トレードステーションのおかげでそれが楽にできるようになりました。
「ランキング等をチェックして「これは!」という銘柄を探し、そのチャートを出して、歩値レベルを詳しく理解する」という一連の動作が10秒程度で済むようになったんです。
もっと言うと、たった10秒前後で
・ロスカットを行うべきタイミング
・利食いを入れるべきタイミング
・どの程度まで引きつけてからエントリーをするべきか
などが判断可能ということになります。
ランキングトップ層の銘柄を、トレードステーションで射撃のようにバキュンバキュンと撃ち抜く……という感覚ですね。
これは、私の投資生活の中でも最大の革命です。
●ランキング情報の利便性も非常に高い
ランキング情報(トレードステーションでは『ホットリスト』という名前になっています)の利便性も非常に高いです。
色々なフィルターを設定して、ホットリストを出すことが可能。
例えば「トレード代金上位」などです。
また、ランキングに上がってきた銘柄の登録を一度に行うこともできますし、
その全部の銘柄のチャートを出すこともパパっとできます。
この使い方と私が作ったツールを組み合わせることで、
リアルタイムでどんどん取引されている銘柄のチャートをすぐに出して、
→即座に状況を100パーセント理解して
→勝率の高いスキャルピングをする
という順序でトレードをしています。
どんなホットリストにウエイトを置くかは千差万別でしょうけれど、トレードステーションのホットリストは本当に様々なフィルターをかけることが可能ですから、ほぼどんな希望でも叶うはずです。
●終わりに
マネックス証券株式会社のトレードステーションは、これまで私が使ってきた投資ツールの中では断トツでナンバーワンです。
私はもちろん世界中のすべての投資ツールを試したわけではありませんが、これに勝る投資ツールはないでしょうし、この先登場することもないと感じています。
さっき「こういう方法を試したかった」ということを説明しましたが、それがトレードステーションで実現できたわけです。実は今回紹介したやり方って15年以上前には思いついていたので、本当に念願が叶いました。
しかも、そのトレードステーションがタダで使えるわけです。
(私は先述の条件をいつも満たしているので、手数料も必ず0円です)
今、私が恐れているのは、トレードステーションの手数料がアップしたり、マネックス証券株式会社がトレードステーションから離れたりすることです。
本当にそんな事態になったら、日本国内のトレーダーにとっては大ピンチです。
でも、多くの人がトレードステーションを用いるようになれば、マネックス証券株式会社がトレードステーションを手放すことはありませんし、有料になることもまずないはずです。
日本国内の投資の未来のためにも、みなさん是非トレードステーションを試してみてくださいね。
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